知り合いの小学生の息子さんが、日頃から体格の良い男児にいじめを受けていて、ついには腕を骨折してしまった。骨がくっついた今でも痺れが残っているらしい。
それを見ていた子供の証言も取れているようなので、お母さんは学校に問いただしたのだが、「いじめをした本人がやっていないと言っているので、これ以上は追求できない」という加害者と学校の体裁を守る姿勢だったそう。
傷害として警察に相談したらしいのですが、「学校がないと言っている以上、警察は何もできない」と調査もしてくれなかった。
いじめを受けた息子さんは塞ぎ込んでしまい、鬱のような状態になってしまっている。
学校は親のガードがない場所。
楽しく過ごせる子もいれば、苦しみに行くような気持ちで毎日を過ごす子もいる。
幼い暴力は一生の心の傷を作ってしまうことも多い。
いじめをする側からすると、いじめはエンタメ。
楽しいからやっている。
楽しいから、どんどんエスカレートしていく。
暴力は絶対によくない。
だけど、暴力に対抗する力をもたないと、暴力に屈してしまう。
「自分の身は自分で守る」
十代まではこのことは、とても大切なのではないかと思う。
対抗することで、自分を餌にしてもエンタメにならないことを思い知らせないと、やられっぱなしになるからだ。
だからこそ、身体の小さい子や性格が控えめな子には、格闘技をおすすめしたい。
幼い頃の格闘技術は、その子の日常を守れるほどに強さを発揮する。
「強い」ことは身を守るだけでなく、自信にもつながる。
強くなるためには練習をしなければならず、その中で努力を身につけ、希望をみつける。
格闘技は怖い・痛いと思うかもしれませんが、子供の力では怪我などはほとんどしませんし、痛みもさほどのことはありません。
子供の日常を守るためにも、格闘技を激賞したいと思います。
Comments