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はじめに
「教育格差」・「子供の貧困」という言葉は、大変に悲しい言葉です。
どの子供にも大きな可能性があります。優秀なビジネスマン、スポーツ選手、公務員、平和な家庭のお父さんお母さん。小さな子供がどのような大人になるかは、親と環境によるところが大きく、それは子供たちには改善することのできないことです。
そして多くの親は自分の子供に、少しでもいい環境を与えてあげたいと思っていることでしょう。
しかし、経済的な理由から望むような教育や環境を子供に与えることができないご家庭が、日本には数多く存在します。
令和三年の日本のGDPは世界第3位にも関わらず、賃金水準はOECD35カ国中22位という低水準です。昨今の物価や光熱費の上昇で賃金は据え置きのままということは、家計がより逼迫している家庭が増えていることが容易に想像でます。
ひとり親世帯であれば家計の苦しさは尚のことと思います。現在ひとり親世帯は70万世帯におよび、そのうちの貧困層は50.2%。さらに、ひとり親世帯かつ母子世帯で貧困層は54.4%となり、約20万世帯の母子家庭が経済的に苦境にあえいでおり、子供の貧困は7人に一人という目を覆うような状態です。もはや我が国は豊かな経済先進国とはいえない状態にあるかと思います。
今の日本の経済状況のもと、厳しいやりくりの日々はじっと月日が過ぎるを耐えるだけでいい方向に変わっていくのでしょうか?子供の成長とともに上昇する養育費を、まかなえる月収入が期待できるのでしょうか?
収入が急増するような機会があればそれにこしたことはないのですが、現実的には実現の確率はかなり難しいのではないでしょうか。
収入が変わらないのなら支出を抑えるしかないのですが、すでにギリギリまで切り詰めているご家庭が多いです。
それならば支出の固定費が高い都会にいるよりも、支出額が安い場所に移った方が生活に余裕が出るのではないでしょうか。
地方であれば家賃が都会よりも安くすみ、食費も抑えられる地域も多く、また補助金や支援金などが充実しているので、それらを十分に活用して支出を減らしていけば、都会で暮らすよりも豊かな生活が実現できるのではないでしょうか。
また人口減に悩む地方自治体の方々も、人口増に繋がる移住者を歓迎してくれる地域が多く、お互いにとっての明るい将来を築けることと考えております。
環境を変えるには大きな勇気と労力を要します。
しかしその壁を乗り越えた先には、今よりも心休まる時間が多い毎日が見つかるのではないでしょうか。
みなさんのよりよい人生のためのリスタートのきっかけになることができれば。
それがこの「RE:SET」です。
RE:SET
運営者 新居誠
事業内容
① ひとり親世帯へ向けた、地方自治体の移住者支援内容の紹介
② ひとり親世帯の方が地方自治体に移住するための支援
③ 地方自治体の移住促進広報的支援
運営
管理人:新居誠
設立:2023年3月1日